「転職したいけど、もう40代だし…」
「シングルマザーで転職なんて難しいんじゃないかな」
そんなふうに思いながら、今の仕事を続けている人もいるのではないでしょうか。
私も同じように悩んでいましたが、思い切って40代で転職しました。
結果的には年収も上がり、あの時行動してよかったと思っています。
ただ、後悔していることもあります。
それは「もっと早く動けばよかった」ということです。
この記事では、
- 転職を考えた理由
- 実際の転職活動
- 転職してよかったこと
- 後悔していること
についてお話しします。
今の仕事を続けるべきか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
40代シングルマザーの私が転職を考えた3つの理由
転職を考えたきっかけは、特に大きな出来事があったわけではありませんでした。
- 収入面
- 体力の不安
- 子どもが巣立った後のこと
など、小さな不安や不満が少しずつ積み重なった結果です。
昇給があまり期待できなかった
当時の仕事内容に対して特に不満はありませんでした。
人間関係も悪くなかったです。
ただ、長く働いていても収入が大きく増える見込みはありませんでした。
もちろん仕事はお金だけではありませんが、シングルマザーの場合、将来の生活費や老後資金を考えると収入に関わることは大きいです。
「このまま何年働いても状況はあまり変わらないかもしれない」
そう思うようになり、転職を視野に入れ始めました。
通勤が少しずつ負担になってきた
転職前の職場は、公共交通機関で1時間ちょっとかかるところでした。
若い頃は気にならなかった通勤時間も、年齢を重ねるにつれて少しずつ負担を感じるようになりました。
毎日のことなので慣れてしまいますが、朝はバタバタと準備を済ませて、帰ってきてからは夕飯の買い物と準備に追われて…
もっと自宅から近いところなら、この時間にも余裕ができます。
この先も仕事を続けることを考えると「なるべくムダな体力を使いたくない」という思いが出てきました。
40代になると、「今は大丈夫でも10年後はどうだろう」と考えることも増えます。
特にシングルマザーは、ずっと一人で生活を支えていかなくてはならないので、自分に何かあったら子供に迷惑がかかるかも?という不安もあります。
そんなことを考えた時、体力的にも無理せず働ける環境は大切だと感じたのも転職を考える一つのきっかけでした。
この先も自分一人で生活を支える必要があった
私には再婚の予定もありません。
このままシングルマザーである以上、子どもが巣立った後も働き続けなければ生活していけません。
老後のことも、子どもに頼る前提ではいたくないです。
だからこそ、
- 長く働けること
- 収入が安定すること
- 将来的に続けやすいこと
を真剣に考えなくてはいけないと思うようになりました。
シングルマザーでなくても転職をするのであれば、少しでも若い時のほうが選択肢が広がることはわかっていたので、漠然とした不安ではありましたが、その不安が転職を考えるきっかけになりました。
なぜ経理系の仕事を選んだのか
転職先として経理系の仕事を選んだのには、いくつかの理由があります。
一番大きかったのは「体力勝負ではない仕事」ということ。
接客や現場系の仕事は体力が必要ですが、事務系であれば年齢を重ねても続けやすいです。
シングルマザーとして長く働くことを考えたとき、これはとても重要な条件でした。
もう一つは、簿記を持っていたこと。
「せっかく簿記を取ったんだから活かせる仕事がしたい」という気持ちはずっとありました。
また、自宅からの距離も重視しました。
家から近い職場であれば体への負担が少なく、万が一子どもに何かあったときにも動きやすいです。
条件に合う求人は少なかったですが「近くて経理系」という軸だけはぶらさないようにして探しました。
転職前にやってよかったこと
私が転職活動をしていた時点で持っていた資格は、簿記とFPの2つです。
どちらも最初から転職を意識して取ったわけではないのですが、この2つが転職に役立ったのは事実です。
簿記を取得したこと
簿記は、前の職場で働きながら取得しました。
仕事と家事をこなしながらの勉強は、正直しんどかったです。
まとまった勉強時間はなかなか取れないので、スキマ時間や仕事終わりの時間、休日前の夜や休日を勉強に充てるようにしていました。
息抜きできる時間が少なかったのはつらかったですが、資格があったことで転職先を選ぶ際の一つの判断材料が出来たことを考えると、頑張って取っておいてよかったと思います。
FPを取得したこと
FPの資格は、SNSでお金に関する情報を見るうちに興味を持ち、自分の生活に役立てたいという気持ちで勉強を始めました。
思い返せば、その時から漠然とお金に対する不安があったんだと思います。
無事に資格取得後、実際に転職してみると
- 税金
- 保険
- 年金
- 資産運用
などの知識が仕事にも役立ちました。
税務や財務に関する知識があると、仕事を理解するのがとてもスムーズで「転職のためじゃなかったのに役立ってラッキー!」という気持ちでした。
FPは、生活に直結する内容が多いので、シングルマザーに限らず多くの人におすすめしたい資格です。
転職活動のリアル
「転職活動って大変そう」というイメージがあるかもしれませんが、私の場合は少し特殊で、実際に受けたのは1社だけでした。
自宅から近くて条件に合うところが少なかったので「とりあえずまずは一つ受けてみよう」くらいの気持ちで応募しました。
それが運よく自分に合っていた、という感じです。
面接では、
「なぜこの仕事を選んだか」
「仕事内容の説明を受けて実際にできそうか」
「繁忙期は土曜出勤があるが対応できるか」
といったことを聞かれました。
シングルマザーであることは、先に応募時に送った履歴書に記載していました。
面接時は、子どもがある程度大きいので急に休むことは少ないと伝えたところ、特に問題なく受け入れてもらえました。
入社後に聞いた話では「他にも面接した人はいたけれど、最終的には簿記を持っていたのが決め手だった」とのことでした。
資格があることで、未経験でも候補に入れてもらえたことは「頑張って取っておいて良かった!」と素直に思いました。
転職前の不安と、それでも踏み切れた理由

正直なことを言うと、転職は怖かったです。
一番不安だったのは「転職できたとして、人間関係や仕事内容が合わなかったらどうしよう」ということでした。
せっかく転職しても、またすぐに辞めることになったら…としばらく悩みました。
でも、悩んで時間が経っていくうちに「失敗しても、仕事を選ばなければ何とかなる。ダメだったらまた探せばいい」と、考えるようになりました。
そう思ったら「とにかくやってみよう」と気持ちが切り替わりました。
もちろん、一時的にしのぐことも難しいような状況なら別ですが、完璧な状況を待っていても何も変わりません。
まず、動いてみることが大事だと今は強く思っています。
転職してよかったこと
転職してよかったことは、いくつかあります。
まず年収が上がったこと。
転職前と比べると年収ベースで約50万円増えました。
50万円増えれば、ひと月4万円ほど上がることになります。
もちろん、そこから控除されるものがあるのでそのまま増えるわけではありませんが、それでも大きいです。
このように収入が上がるのは、転職の一番のメリットだと実感しています。
ちなみに、転職活動は働きながら行ったので活動中も収入は変わらず安定していました。
在職中に転職活動ができたのは、精神的にも大きかったです。
仕事内容についても、簿記とFPの知識が直接活きたので、未経験だったにもかかわらずスムーズに業務を覚えることができました。
「知識があると理解が早い」というのは、こういうことかと実感しました。
職場が自宅から近くなったことも大きかったです。
通勤の体力的な負担が減り、歳をとっても長く続けられそうな安心感がある。
これは毎日のことなので、積み重ねると大きな差になります。
後悔していること
転職してよかったことは確かですが、後悔していることもあります。
それは「もっと早く転職しておけばよかった」ということです。
今の職場は小さな規模なので、大きな昇給はなかなか見込めません。
もし数年早く転職していれば、同じ経理の仕事でももう少し条件のいい職場に入れていたかもしれないし、少しずつでも昇給していけばもっと手取りが増えていたかもしれません。
若いほど選択肢が広いのは、転職市場では現実です。
わかっていたのになかなか行動できなかったことを考えると、その時間が少しもったいなかったなと思いました。
また、早く転職して経験を積んでいたら、40代以降でも転職の幅が広がったかもしれません。
後悔しても仕方がないのはわかっているけど、もっと頑張って早く動けば良かったなぁというのは時々ふと考えてしまいます。
まとめ:同じ状況のシングルマザーへ伝えたいこと

最後に、同じようにシングルマザーとして働いている人に伝えたいことがあります。
私は子どもがある程度大きくなってから転職したので「子育てがあと数年で一段落する」という見通しがありました。
それが40代でも前向きに動けた一つの理由です。
でも、もし今の子どもがまだ小学生くらいであれば、できれば早めに動いてほしいと思います。
シングルマザーには、児童手当や養育費など、今はあっても将来的にはなくなるお金があります。
それがなくなったときに備えて、自分の収入を安定させておくことは、後で焦らないためにも本当に大事です。
私自身、「いつかは手当がなくなる」とわかっていながらも、なかなか動けませんでした。
でも、転職は年齢が若いほど選択肢が広いのも事実です。
だからこそ、子どもがまだ小さいうちから少しずつ準備を始めておくことには大きな意味があると思います。
正社員になること、転職すること、資格を取ること。どれも「今すぐ完璧にやろう」とは思わなくていいと思います。
でも、「いつかやろう」が「気がついたら選択肢が少なくなっていた」になる前に、少しだけ早く動いてほしいなと思います。
私が後悔しているのは転職したことではなく、もっと早く行動しなかったことです。
もしあなたが今の時点で「いつか転職するかも」と思っているのであれば、まずは転職サイトで求人を見てみたり、興味のある資格について調べてみたりするだけでも十分です。
実際に転職するかどうかは、その後に考えても遅くありません。
転職は怖いけれど、行動しないことにもリスクがあります。
そのことを、この記事を通じて伝えられていたら嬉しいです。
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