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簿記3級は独学では難しい?合格するためのコツと勉強法をご紹介!

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「簿記3級を独学で合格するのは難しい?」
「忙しい主婦が資格を取得するのは難しい?」

と思っている方。

主婦でも独学で簿記3級は取得可能です♪

実際、私は仕事に家事、育児をしながら独学で簿記3級(その後2級も取得)を一発合格しています。

簿記の3級と2級の合格証書

そこで、この記事では主婦が簿記3級に合格するための勉強方法についてご紹介したいと思います。

これから簿記3級を受験予定の方や、勉強方法について知りたい方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • 勉強時間の確保の仕方
  • 勉強の進め方のコツ
  • 試験対策について

「完全無料で簿記検定に合格したい!」という方におすすめ

簿記の講義が無料で見られるCPAラーニングについてはこちらの記事でご紹介しています。

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簿記3級の難易度は?

日商簿記3級の合格率は、2023年2月~過去5年の平均は44.96%です。

つまり「2人に1人が受かる」と考えると、合格率はそれほど低くないように感じますよね。

くわえて簿記3級は

「難易度が低め」
「勉強すれば誰でも受かる」

などと言われがちなので「簡単な試験なのでは?」と考える人も多いでしょう。

しかし、これまで経理・会計に全く触れたことのない人が挑戦するのと、多少知識がある人では難しさの感じ方も違います。

初めて勉強する人には、聞きなれない専門用語を覚えることも大変なのではないでしょうか。

とはいえ、きちんとポイントをおさえて勉強すれば、忙しい主婦でも合格できる程度の難易度だと私は思っています。

簿記初心者は、基礎をしっかり理解することを意識しましょう!

少しの時間でも勉強時間を確保しよう!

大手通信講座のサイトなどでは、簿記3級の平均学習時間は約100~120時間とされています。

仮に、1日2時間勉強したとして約1か月半~2か月くらいですね。

もちろん、毎日コンスタントに続けられるのが一番良いのですが、主婦にとってはそれが難しい場合もあります。

勉強時間をどう捻出するかは、それぞれの生活スタイルで変わります。

例えば、以下のような感じです。

  • 子どもが小さくて日中は勉強できない→早朝・寝かしつけ後にやる
  • 仕事があるので朝と昼は忙しい→夕食後~寝るまで
  • 平日は余裕がない→平日はスキマ時間に動画やアプリ・週末に問題集などをたくさんやる

私自身は、仕事をしていたので

帰宅後~夕食の準備中:スキマ時間に動画を見る
夕食後~寝るまで:テキストを読み問題を解く

というスタイルが多かったです。

3級の試験直前1週間は、毎日過去問を最低2回分は解いていたと思います。

一日の生活を振り返って、あなたの生活スタイルで勉強時間が確保できそうなところを見つけてみてください。

簿記は、少しの時間でもいいので毎日続けることが重要です!

簿記3級の勉強方法のポイント6つ

簿記3級を勉強するときのポイントは以下の6つです。

  • YouTubeで動画を見る
  • テキストを読んで問題集を解く
  • テキストは最低3周する
  • 1周目はわからなくても次に進む
  • とにかく仕訳を完璧にする
  • 過去問を繰り返し解く

YouTubeで動画を見る

簿記の勉強が初めてという人は、まずYouTubeで簿記の動画を見ることをおすすめします。

というのも、動画を見てからテキストを読むほうが理解しやすいからです。

動画を見る時は、手持ちのテキストの分野順に合わせて見ていきましょう。

私がおすすめしたい簿記の動画をあげているユーチューバーさんをご紹介します。

【ふくしままさゆきさん】

【たぬ吉さん】

【ふくしままさゆきさんの動画がおすすめな人】

  • 簿記をとことん理解したい
  • テキストだけでは理解できないところがある

【たぬ吉さんの動画がおすすめな人】

  • 短くポイントをおさえた動画が見たい
  • 簿記に関する勉強以外の動画も見たい

おすすめな選び方をご紹介しましたが、色々な動画を見てあなたにとってわかりやすい動画を探してみてくださいね。

また、注意点として、ふくしままさゆきさんやたぬ吉さんは、簿記の解説動画がメインのため「問題の解き方」についての動画は出されていません

しかし、簿記初学者の人は、仕訳の問題が解けても「帳簿への記入や表の作成方法がわからない」という人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが

【よせだあつこさん】

の動画です。

実際の問題を例に、解き方を丁寧に解説してくれています。

ですので、

「どうやって表を作っていくのかわからない」
「問題を解く手順が知りたい」

という人におすすめです。

もちろん、テキストを読んで「わからないところだけ動画を見る」というやり方でも大丈夫です♪

初めは細かく分けて進める

基本的にはどんなテキストも、大きな区切り(1章・2章など)があって、その中でさらに細かく分けられていると思います(1章の1、1章の2など)。

初めは、その細かく分けられた区切りごとに、

テキストを読む(前後に動画を見る)→問題集を解く

というのを繰り返していくのがおすすめです。

細かく分けることで勉強時間の区切りもつけやすく、復習もしやすくなるからです。

例えば

・一日目 1章の1~3をやる

・二日目 1章の1~3を復習+1章の4~6をやる

・三日目 1章の4~6を復習+2章の1~3をやる

といった感じです。

一気に進めてしまうと、科目を覚えるのも大変なので少しずつ進めるようにしましょう。

2,3周目で慣れてきたらある程度まとめて勉強してもOK!

テキストは最低3周する

テキストは、最低でも3周することをおすすめします。

なぜなら、大体3周目でようやく「あ、なるほど!」としっかり理解できるようになるからです。

1周目→なんとなくざっくりでOK

2週目→理解しづらい・苦手なところをチェック

3周目→理解を高めつつインプット・アウトプットを繰り返す

というイメージです。

簿記3級では、最終的に貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成するところまで勉強します。

その時に「お金の流れを理解しているか」によってミスを減らしたり、間違いを見つけやすくなります。

そのため、2・3周目であっても「ここは簡単だから」と飛ばしたりせず、しっかり理解できているか確認しながら繰り返し読み進めることが大切です。

流れを理解することで勉強も楽しくなってきますよ♪

1周目はわからなくても次に進む

1周目は、復習の段階で前回やったところが出来なくてもそのまま進めます。

というのも、がっつり理解して進めても2周目になると、結局初めにやったところは忘れていることが多いからです。

もちろん、一度で理解出来て記憶力に自信がある人なら良いのですが、後から戻った時に「あ~こんなのやったな」という記憶を残しておくことのほうが重要です。

これをしておくことで、2・3周目には「あっ!そういうことか!」と、不思議とすんなり理解できるようになります。

※ただし、前回勉強したところが「どんな内容だったか」はテキストでさらっと見ておくようにしてください。これで聞き慣れない言葉などが定着していくようになります。

1週目は簿記の全体の流れをつかむことが大切!

とにかく仕訳を完璧にする

簿記で一番重要なのが仕訳です。

なぜなら、仕訳が間違っていたら、その後の計算や表作成もすべて台無しになってしまうからです。

また、実際の試験では第1問の仕訳問題だけで20点はとれるため、満点にしておきたいところでもあります。

そのため、いろんな仕訳の問題をたくさん解いて完璧にしておくのが合格に近づくコツとも言えます。

ネットで無料の仕訳問題を解いたり、アプリの問題を解いたりして素早く直感的に仕訳が出来るように練習しておきましょう。

アプリならスキマ時間でも手軽に出来ますよ♪

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過去問を繰り返し解く

テキストや問題集を繰り返して

「よし!過去問をやってみよう!」

と、いざ過去問を見たら

なにこれ?回によって難易度も違うし問題もバラバラ……!

となってしまうことがあります。

特に、苦手な分野がある人はそこばかり勉強しがちなので、他の分野が出てきたりすると解けなかったりして焦ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、問題文をよく読めばきちんと解くことができるはずなので焦らずに取り組みましょう。

初めにどんな問題があるのかをパラパラとめくって見ておくのも良いと思います。

色んな過去問をやっていくうちに慣れていくので、とにかく何度も色んな回を解いて合格点が取れるようになるまで繰り返しましょう。

過去問で苦手な部分が発覚したら、もう一度テキストや動画で確認して解けるようにしておくのも良いですね♪

試験当日の注意点3つ

いよいよ試験を受けることになったら、注意したいことが3つあります。

本番に慌てずリラックスして試験に挑むための参考にしてください。

解きやすい問題から始める

試験が始まったら、まず初めにすべての問題にサラッと目を通してください。

どんな問題があるかを把握したら、解きやすい時間のかからない問題から順番に取り掛かります。

点数を稼ぐためには、確実に解答できるところから埋めていくのがポイントです。

普段、過去問を解くときから意識してやっておくと、本番でもスムーズに取り組めると思います。

「難しい問題を後回しにして解けなかったらどうしよう」と思うかもしれませんが、簡単な問題からやって普段のペースを作るほうが落ち着いて解くことが出来ますよ!

周りの空気に焦らない

当然ですが、当日は試験会場にたくさんの受験生の方たちがいます。

簿記の試験中は、問題用紙をめくる音や書き込む音などに加えて「電卓をたたく音」がします。

また、早い段階ですべて解き終わってしまう人もいます。

すると、周りの雰囲気に焦ってしまうかもしれません。

ですので「自分のペースで焦らずにやる」ということを意識していきましょう。

「電卓をたたく音」については、ふくしままさゆきさんのYouTubeで簿記の試験会場を再現している動画もあるので、そちらでイメージしておくのがおすすめです。

見直しは念入りにする

しっかり勉強して挑んだら「意外と時間が余ってしまった」ということもあるかもしれません。

しかし、余裕だったからといって必ずしも正解しているとは限らないので必ず見直しをするようにしましょう。

出来れば「すべての問題をもう一度解き直す」くらいのつもりで見直すのがおすすめです。

過去問をやる時に、実際に時間をはかって「どれくらいで終わるか」を確認しておくと、見直しにどれくらい時間が取れるか確認できます。

問題文ももう一度よく読み、見落としがないか確認しましょう!

ネット試験か統一試験(ペーパーテスト)どっちがいい?

簿記2・3級はネット試験か統一試験(ペーパーテスト)のどちらかを選べます。

実際、私は3級は統一試験、2級はネット試験を受けました。

違いは以下の通りです。

ネット試験統一試験
試験会場日本全国のテストセンター指定の大学などの会場
試験日指定日を除くほぼ毎日2月、6月、11月
試験時間3級:60分3級:60分
出題範囲出題区分表に従う出題区分表に従う
解答方法パソコンに直接入力紙面に記入
合否判定即日2~3週間後
受験料3級:2,850円
(事務手数料別途)
3級:2,850円
申込方法ネット申し込み、
会場問い合わせ方式
ネット申し込み、コンビニ端末、
団体の場合は商工会議所

メリット・デメリットは?

どちらの試験も同じ資格が取得できますが、メリットやデメリットがあります。

ネット試験のメリット・デメリット

【メリット】

  • 受験日や会場を自由に選べる
  • 合否がすぐにわかる

【デメリット】

  • パソコン操作に慣れていないと解答しづらい
  • 問題文にメモができない
統一試験のメリット・デメリット

【メリット】

  • 問題文に線やメモを書き込みながら解ける
  • パソコン操作に不安がない

【デメリット】

  • 受験日や会場が限られる
  • 合否判定が遅い

どちらの試験を受けるかは、自分の学習スタイルや目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

受験を急いでいる人やパソコン操作に慣れている人はネット試験がおすすめです。

問題文に線やメモを書き込みたい人やパソコン操作に不安がある人は統一試験がおすすめです。

どちらも同じ資格なので、受けやすい方で大丈夫!

難易度の違いはある?

私は3級を統一試験、2級をネット試験で受けました。

級が違うので完全には比べられませんが、正直

「出される問題による」

というのが一番の感想です。

統一試験でもネット試験でも、得意な分野が出れば「簡単だった」と思えるでしょうし、苦手な分野が出れば「難しかった」となりますよね。

ですので、どちらにしても苦手分野をしっかり勉強して対策するというのが一番かなと思います。

もし、ネット試験を受けたいという人は「ネットスクール株式会社」の日商簿記2・3級ネット試験無料体験プログラムなどで体験してみるのがおすすめです♪

市販で人気のテキスト3つ

市販のテキストで人気のものは以下の3つです。

私が3級の勉強で使用したテキストは「スッキリわかる」です。

ちなみに、2級では「パブロフ流でみんな合格」のテキストを使用しました。

どのテキストもきちんと取り組めば合格することは可能ですが

「どれにしようか迷う……」

という人は、以下の選び方を参考にしてみてください。

テキストの選び方について

【しっかり簿記を理解したい人】

みんなが欲しかった!簿記の教科書がおすすめ

【イラストが多めで読みやすさを重視したい人】

スッキリわかるパブロフ流でみんな合格がおすすめ

また、問題集はテキストと同じシリーズのものを使うほうが進めやすいので、なるべくテキストに合わせるのがおすすめです。
※「スッキリうかる」シリーズには問題集がありません。

ちなみに、私は過去問はこちらを使用しました。

電卓の使いやすさも重要!

電卓の使いやすさは、問題を解く速さと正確さに関わってきます。

そのため「資格を取るためだけに買うのももったいないような……」とケチらずに、使いやすい電卓を使用するのがおすすめです。

簿記の試験で使える電卓は以下の通りです。

  • 計算器具(そろばん、電卓。どちらかを1つ)を使用しても構いません。ただし、電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
    ・印刷(出力)機能
    ・メロディー(音の出る)機能
    ・プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
    ・辞書機能(文字入力を含む)
    (注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、 試験会場での使用を可とします。日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)
日本商工会議所公式ページより引用

上記の条件をクリアしていれば試験でも使うことが出来ますが、以下のポイントをおさえた電卓が使いやすいのではないかと思います。

電卓の選び方
  • 押しやすさ
  • 押したときの音が静か
  • サイズ感
  • 滑り止めつき

おすすめの電卓を2つご紹介しておきます♪

シャープとカシオの大きな違いはボタンの位置です。

また、もっと高額で性能が良いものもありますが、3級を受けるのならこれくらいの性能の電卓で十分かと思います。

もちろん、2級を受けるとしてもそのまま使えます。

ぜひ、自分に合った電卓を探してみてくださいね。

どうしても独学が難しいと感じたら

簿記3級は独学でも合格可能です。

しかし、勉強をしていて「独学は難しい」と感じたら通信講座などを検討してみましょう。

特に「仕事に役立てたい」という人などは、あまり長期間だらだらと続けていても無駄な時間になってしまいます。

また、仕事で簿記の資格が必要となれば、3級合格後に2級を目指す人も多いかと思います。

そうなると、基礎である3級をしっかり理解していないと2級の合格は難しいです。

ですので、3級で「思うように勉強が進まない・つまづいている」という人は、サポートがあり学習計画も立てやすい通信講座などを利用することをおすすめします。

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まとめ:簿記3級は主婦でも独学で合格できる!

最後に、簿記3級を独学で合格するための勉強法についてまとめます。

まずは、勉強時間を確保して、毎日少しでも簿記に触れるのが重要です。

そして、勉強方法のポイントは以下の6つ。

  • YouTubeで動画を見る
  • テキストを読んで問題集を解く
  • テキストは最低3周する
  • 1周目はわからなくても次に進む
  • とにかく仕訳を完璧にする
  • 過去問を繰り返し解く

主婦は、勉強以外に家事や育児などやるべきことが多くてなかなか時間を作るのが難しいです。

しかし、簿記3級は毎日根気よく勉強することで合格することが出来る資格です。

忙しい中で合格できると達成感もありますし、何より自分に自信もつきますよ♪

ここでご紹介した方法を参考に、あなたが合格することを祈っています!

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