お金のことって、正直よくわからないまま過ごしてきた…という方も多いのではないでしょうか。
「なんとなく節約はしているけど、制度とかはよくわからない」
「保険って本当に必要なの?見直した方がいいの?」
「NISAが気になるけど、怖くて手が出せない」
シングルマザーとして生活していると、お金のことは特に不安になりますよね。
でも、どこから勉強すればいいかわからなくて、なんとなく後回しにしてしまっている方も多いと思います。
私もそのひとりでした。
でもFP3級を取ったことで今まで知らなかった制度や知識が一気に身につき、生活にも仕事にも役立てることができました。
この記事では、シングルマザーの私がFP3級を独学で取得した経験をもとに、取って良かったことや具体的な勉強方法をまとめています。
「FPって取る意味あるの?」と思っている方にこそ読んでほしい内容です。
FP3級を取ろうと思ったきっかけ
私がFPを取ろうと思ったきっかけはSNSでした。
ある時期からSNSでFPという資格をよく見かけるようになり「お金の知識を身につけたい」という気持ちが芽生えたのが始まりです。
それまでは、お金のことは「なんとなくやりくりできていればいい」くらいの感覚で過ごしていました。
でもSNSでFPについての投稿を見るうちに「知らないだけで、私も使える制度がたくさんあるのかもしれない」と感じるようになりました。
シングルマザーとして子どもを育てながら生活していく中で、お金のことをちゃんと理解しておきたいという気持ちも強くなり、思い切って勉強を始めることにしました。
最初は「難しそう」「自分には無理かも」と不安もありましたが、実際に勉強を始めてみると日常生活に直結する内容が多く、思っていたよりずっと身近な資格でした。
FP3級とはどんな資格?
勉強を始める前に、FP3級がどんな資格なのかを簡単に紹介します。
FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、お金に関する幅広い知識を持つ専門家のことです。FP3級はその入門レベルの資格で、以下のような分野を学びます。
- ライフプランニング:家計の見直し、社会保険、年金など
- タックスプランニング:税金の仕組み、確定申告、節税など
- リスク管理:生命保険や損害保険の仕組み
- 金融資産運用:NISAや投資信託などの基礎知識
- 不動産:住宅ローンや不動産取引の基礎
- 相続・事業承継:相続税や贈与税の基礎
これだけ見ると難しそうに感じるかもしれませんが、3級は基礎的な内容が中心で日常生活に直結するテーマが多いのが特徴です。
試験は2026年現在、従来の「年3回の一斉試験(紙)」が廃止され「CBT方式(テストセンターでのパソコン受験)」へ移行しています。
CBT方式になったことで、自分の都合に合わせて受験日時を選べるようになり、より受験しやすくなりました。
合格率は60〜70%程度と比較的高めなので、しっかり勉強すれば独学でも十分合格できる資格です。
2026年度以降のCBT試験の変更点
2026年度以降、CBT試験に以下の2点の変更があります。受験を検討している方は事前に確認しておいてください。
① 受検日時・会場の変更可能期間が短縮(2026年4月1日申込み分から)
これまでは初回申込日から最長1年間、日時や会場の変更ができましたが、2026年4月1日以降の申込み分からは最長4ヶ月(120日)に短縮されます。申込み後は早めに受検日を確定させるようにしましょう。
② 3月の試験実施期間が拡大(2027年3月から)
これまで3月は丸々1ヶ月間試験が休止されていましたが、2027年3月からは3月1日〜24日も試験が実施されるようになります。
休止期間は3月25日〜31日のみになります。受験のチャンスが広がるのは嬉しい変更ですね。
独学での勉強方法
私が実際に使った勉強方法は以下の3つです。特別なものは何もなく、費用もほとんどかかりませんでした。
① テキストで基礎をインプット
まずは市販のテキストを1冊購入して、基礎知識をインプットしました。FP3級のテキストはさまざまな出版社から出ていますが、図やイラストが多くわかりやすいものを選ぶのがおすすめです。
私が実際に使ったのはこちらのテキストです。
最初からすべてを完璧に理解しようとせず「まずは全体の流れをつかむ」という気持ちで読み進めるのがコツです。
わからないところがあっても、一旦飛ばして先に進んでOKです。
② YouTubeでわかりにくい部分を補足
テキストだけではイメージがつかみにくい部分は、YouTubeの解説動画を活用しました。
FP3級の解説動画は無料でたくさん公開されており、テキストを読むだけではピンとこなかった内容も、動画で説明を聞くと一気に理解が深まることがあります。
特に税金や社会保険の仕組みは、動画での解説がわかりやすくておすすめです。
③ 過去問道場で問題演習


「過去問道場」というWebサイトを使って、過去問を繰り返し解きました。
このサイトは完全無料で、スマホからでも使えるのが便利なポイントです。
スキマ時間に少しずつ問題を解くことができるので、子育てや仕事で忙しいシングルマザーでも続けやすいと思います。
FP3級は過去問と似た問題が本番でも出ることが多いため、過去問を繰り返し解いて問題のパターンに慣れることが合格への近道です。
勉強期間の目安
私が実際に勉強した期間は約2〜3ヶ月でした。
毎日まとまった時間を確保するのが難しかったので、スキマ時間をうまく使いながら少しずつ進めました。
忙しいシングルマザーでも、1日30分〜1時間程度の勉強を続ければ2〜3ヶ月で合格を目指せると思います。
取って良かったこと①:日常生活で使える知識が身についた
FPを勉強して一番良かったのは、今まで知らなかった制度や知識を知れたことです。
「知らないと損をする」という言葉がありますが、FPを勉強してまさにその通りだと実感しました。
使える制度がこんなにあったのに、知らないまま過ごしていたんだと気づかされることがたくさんありました。
医療費控除・セルフメディケーション税制

1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、税金が戻ってくる「医療費控除」という制度があります。
自分や子どもの医療費がかさんだ年などに使える節税の仕組みです。
また、特定の市販薬の購入費用が一定額を超えた場合に使える「セルフメディケーション税制」という制度もあります。
シングル家庭は医療費助成制度で医療費がかかりにくくても、忙しくて病院に行く時間がなく市販薬で済ませることも多いのではないでしょうか。
医療費控除と同様に、セルフメディケーション税制を利用することで市販薬の購入費用を節税に活かすことができるんです。
私はFPを勉強するまで、こういった制度があること自体知りませんでした。
生命保険の見直し

FPを勉強することで、保険の仕組みをきちんと理解できるようになりました。
「なんとなく入っているけど、本当に必要な保障なのかわからない」という状態から、自分や子どもに本当に必要な保障が何かを自分で判断できるようになりました。
保険の見直しをすることで、無駄な保険料を削減できる方も多いと思います。
シングルマザーにとって保険の選び方はとても重要です。
万が一のときに子どもを守れる保障があるか、一方で保険料を払いすぎていないかを自分で確認できるようになったのは大きな収穫でした。
NISAについて

投資には興味があったけど怖くて手が出せない、という方も多いと思います。私もそのひとりでした。
FPを勉強することでNISAの仕組みをきちんと理解でき「なんとなく失敗したら怖い」という感覚から「仕組みを理解した上で始める」という状態になれました。
知識があると判断の基準ができるので、やみくもに怖がる必要がなくなります。
年金の考え方

シングルマザーにとって老後の備えは特に不安なテーマのひとつですよね。
FPを勉強することで、年金がどういう仕組みで決まるのかを理解できるようになりました。
「年金なんてどうせもらえない」と漠然と不安に思っていた状態から、将来もらえる年金の目安を自分で計算できるようになり、老後に向けて何をすべきかを考えるきっかけになりました。
その他に役立つ知識
住宅ローンの仕組み
将来的に家を購入したいと考えたときに、住宅ローンの仕組みや金利の種類を理解しておくと、どのローンが自分に合っているかを判断しやすくなります。
シングルマザーでも住宅ローンを組めるのか、どんな条件が必要なのかといった基礎知識も身につきます。
贈与税・相続税の基礎
親からの援助を受けるときや、将来的な相続について考えるときに役立ちます。
「いくらまでなら贈与税がかからないのか」を知っておくだけでも、いざというときに慌てずに済みます。
社会保険の仕組み
扶養の範囲や健康保険・厚生年金の仕組みを正しく理解できるようになります。
働き方を変えるときや収入が増えてきたときに、社会保険料がどう変わるかを把握しておくと損をしない選択ができます。
特にシングルマザーは収入や働き方の変化が生活に直結するため、知っておいて損はない知識です。
ライフプランの考え方
子どもの教育費がいつごろいくらかかるのか、老後に向けてどのくらい備えが必要なのかを数字で考えられるようになります。
漠然とした将来への不安が、具体的な目標に変わるきっかけになります。
取って良かったこと②:仕事で役立った
私は会計事務所での勤務経験があるのですが、FPの知識がその仕事でも役立ったのは予想外でした。
会計事務所では日々の会計処理だけでなく、さまざまな業務があります。
未経験からのスタートでしたが、FPで得た予備知識があったことで仕事への理解が早まったと感じています。
確定申告の流れを理解できていた

FPの勉強では、確定申告の仕組みや流れについても学びます。
これまで私自身は確定申告をしたことはなかったのですが、実際に確定申告の業務に関わったときに全体の流れを把握した状態でスタートできました。
何も知らない状態で業務を覚えるのと、大枠を理解した状態で始めるのとでは理解のスピードがかなり違います。
FPで得た予備知識が、仕事を早く覚えることに直結していたと感じています。
年末調整の書類の意味がわかった

年末調整で使う書類は種類が多く、初めて見ると何が書いてあるのかよくわからないものも多いです。
実際それまでは、年末くらいに渡される紙に名前や生年月日を書いて保険会社から来たハガキを渡せばOK、という認識でした。
でもFPで税金の仕組みを学んでいたおかげで、書類の意味や目的を理解した上で仕事を進めることができました。
内容を理解しているかどうかで、業務のスピードや正確さが変わってきます。FPの知識がここでも活きたと感じています。
社会保険料や給与明細の内容を理解できた

給与明細に記載されている社会保険料の内訳や計算の仕組みも、FPで学ぶ内容のひとつです。
数字の意味を理解した上で確認できるので、業務でこれらを扱うときにもスムーズに対応できました。
また、自分自身の給与明細を見るときにも、何が引かれているのかをきちんと理解できるようになりました。
正直、勉強するまでは何かよくわからないけどみんな引かれているお金という程度にしか考えていませんでした。
万が一、間違った計算がされていても気づかなかったと思います。
シングルマザーにFP3級をおすすめする理由
FPはシングルマザーにこそ取ってほしい資格だと思っています。
ここではその理由をまとめてみました。
事務職・会計事務所に興味がある方のキャリアに役立つ
会計事務所や経理・事務職に興味があるなら、FPの知識は仕事に直結する部分が多くあります。
未経験から事務職にチャレンジしたいと考えているシングルマザーにとって、FPは仕事への足がかりになる資格です。
履歴書にも書けますし、面接でも「FPを取得してお金の知識を身につけました」とアピールできるのは強みになります。
やはり、少しでも知識がある人とない人では採用される確率もぐっと変わって来ると思います。
仕事に活かさなくても生活に役立てられる
FPは資格を仕事に活かさなくても、日常生活の中で十分役立てられます。
自分や子どもの保険の見直し、NISAなどの資産運用の理解、使える制度の把握など、シングルマザーとして生活していく上で知っておくと得をする知識がたくさん身につきます。
「お金の不安を減らしたい」というだけでも、FPを取る十分な理由になると思います。
私もFPの資格を取ってからNISAを始めて、もっと早くやれば良かったと思いました。
稼ぎが増えてきたら節税にも使える
フリーランスや副業など、ある程度稼げるようになってきたときに、FPの知識は節税にも役立ちます。
確定申告を自分でできるようになることで、税理士に依頼する費用を節約できますし、どんな経費が認められるのかを理解した上で仕事をすることができます。
収入が増えてきたタイミングで知識があると、手元に残るお金が変わってきます。
また、ふるさと納税や医療費控除は節税対策として有名ですが、FPを勉強すると扶養控除など意外と見落としがちな制度にも気づけます。
子どもの年齢や同居している親の状況によって使える控除が変わってくるので、自分が対象になるかどうかを把握しておくだけで、手元に残るお金が変わってきます。
知識があると、使える制度を最大限に活かせるようになるのがFPの大きなメリットだと感じています。
勉強自体がお金の見直しのきっかけになる
FPの勉強をすることで、自分のお金の状況を見直すきっかけになります。
今まで「なんとなく」でやっていた家計管理や保険の選び方を、知識を持った上で見直すことができます。
勉強しながら「これ、自分に当てはまるな」と気づく場面がたくさんあるのもFPの魅力です。
たとえば私はSNSではあまりおすすめされない変額保険に加入しているのですが、知識をつけたことで「自分の状況なら解約する必要はない」と自分で判断できるようになりました。
ネットやSNSの情報に振り回されるのではなく、自分の状況を整理した上で納得して決められるようになったのは、FPを勉強して本当に良かったと感じた部分のひとつです。
おすすめの勉強方法
私自身は独学で合格しましたが、勉強方法は自分に合ったものを選ぶのが一番大切だと思っています。
独学が向いている方
以下のような方は独学での勉強がおすすめです。
- 自分でコツコツ勉強を進められる
- 費用をなるべく抑えたい
- スキマ時間を活用して勉強したい
テキスト・YouTube・過去問道場の3つを組み合わせれば、費用をほとんどかけずに合格を目指せます。合格率も比較的高いので、しっかり勉強すれば独学でも十分です。
通信講座が向いている方
以下のような方は通信講座の利用を検討してみてください。
- 独学だとモチベーションが続かない
- 効率よく短期間で合格したい
- 勉強のペースを管理してほしい
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月額制で様々な資格講座が受け放題なので、FP3級だけでなく他の資格も一緒に勉強したい方にもお得なサービスです。

スマホやパソコンから手軽に受講できるので、子育てや仕事で忙しいシングルマザーでもスキマ時間を使って効率よく学べます。
通信講座は費用がかかる分、カリキュラムが整っていてサポートも充実しています。
「課金してしまったからやらないともったいない」という気持ちをうまく利用して、勉強を続けやすい環境を作るのもひとつの手です。
モチベーションの維持が苦手な方は、少し費用をかけてでも通信講座を使った方が結果的に近道になることもあります。
勉強を続けるコツ
子育てや仕事で忙しい中で勉強を続けるのは簡単ではありません。私が意識していたことをいくつか紹介します。
- 完璧を目指さない:わからないところは飛ばしてOK。全体を回すことを優先する
- スキマ時間を活用する:子どもが寝た後や通勤時間など、短時間でも積み重ねる
- 過去問を早めに始める:テキストを一通り読んだら、早めに過去問演習に移る
- 合格後の自分をイメージする:資格を取ってどう活かしたいかを具体的にイメージするとモチベーションが続きやすい
まとめ
FP3級は、シングルマザーの生活にも仕事にも役立てられる資格です。
勉強を通じて、今まで知らなかったお金の知識が身につき、日常生活での選択に自信が持てるようになりました。
医療費控除や保険の見直し、NISAなど、知っているだけで得をする知識がたくさん詰まっています。
また、事務職や会計事務所など、お金に関わる仕事を目指している方にとってもFPの知識は大きな武器になります。
独学でも十分合格できる資格ですが、モチベーションが続かない方や効率よく勉強したい方には通信講座を活用するのもひとつの手です。
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スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
「お金のことをもっとちゃんと知りたい」「将来の不安を減らしたい」と思っているなら、FP3級はその第一歩にぴったりの資格ですよ。
