離婚を考えた時、「子連れの離婚は大変そう…」と想像がつくと思いますが、それが三人になったらやっぱりもっと大変なのかな…?なんて考えますよね。
結論を言ってしまうと、子どもが一人の場合より大変だと思います。
三人の面倒を一人でみるのも、金銭面もすべて自分一人が背負うのだから当然ですが、毎日色々なことに追われているような気持ちです。
けれど、考え方や工夫次第では大変ながらもなんとかやっていけるという部分もあります。
ここでは「子ども三人を連れての離婚は大変なのかな?」と考える方に、私の経験から
- どんなことが大変なのか
- 子どもの人数によってどう違うのか
などをご紹介します。
※決して「一人なら余裕でしょ!」と言いたいのではなく、三人だとこんなところが違うよ、というお話です。
大変と感じること
離婚して子ども三人を一人で育てていると、毎日「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と忙しく感じることがよくあります。
私自身も、日々の生活や金銭面のやりくり、子どもそれぞれの成長に合わせた対応に頭を悩ませることがありました。
ここでは、実際に私が体験した中で「大変だな」と感じたことを、生活面と金銭面に分けてご紹介します。
小学生まで/中学生/高校生で感じた大変さの違い
「小さいうちが大変」とよく言われますが、子どもが大きくなれば楽になるかというとそうとも言い切れません。
大変さの種類が変わるだけで、別の悩みが出てきます。
| 子どもの学年 | 生活面の大変さ | 金銭面の負担 |
|---|---|---|
| 小学生まで | ・病気で仕事を休む必要がある ・次々に他の子にうつることも ・お出かけ・食事・トイレなど身の回りの世話の手間が必要 ・留守番が難しく、外出や仕事の調整が必要 | ・食費は小さくても毎日必要 ・お小遣いは学年に応じて少額からスタート ・被服費や学用品の購入が必要 ・入学費用などまとまった出費が発生 |
| 中学生 | ・身の回りの世話はほぼ不要 ・勉強面や精神面のフォローが必要 ・習い事や外出の管理は必要 | ・食費は増加 ・お小遣いも少し増える ・被服費・教材費・部活動費・塾代などが発生 |
| 高校生 | ・基本的に自立しているので日常の世話はほぼ不要 ・進路相談や生活リズムの管理、精神面のフォローが中心 | ・食費・被服費はさらに増加 ・友達付き合いが増えお小遣いも増加 ・通学費や定期代、塾代・部活動など、出費が増える |
子どもが1人なら病気も1回で終わりますが、3人いると順番に感染することがよくあります。
1人が治ったと思ったら次の子が熱を出す——その繰り返しで、看病が何日も続くことも。
もちろん、3人まとめて病気になって全員グズグズ…ということだってあります。
シングル家庭では、その間ずっと代わってくれる人や手伝ってくれる人はいません。
「しんどいね」と言い合える相手もいない中、一人で乗り越えなくてはならないのは3人ならではのきつさだと感じました。
金銭面での負担(子ども1人あたりの目安)
当然ですが、子供が一人の場合よりも複数の場合のほうが金銭面の負担が大きくなります。
負担が大きいのは想像がつくけど「実際いくらかかるの?」というのが一番気になるところだと思います。
この表はあくまで節約した場合の目安ですが、参考にしてみてください。
ただ、正直この表よりもかかることがほとんどです。
| 項目 | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
|---|---|---|---|
| 食費・おやつ | 20,000円 | 25,000円 | 30,000円 |
| 習い事 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
| お小遣い | 1,000〜3,000円 | 3,000〜5,000円 | 5,000〜10,000円 |
| 塾・学費 | – | 15,000円 | 20,000円 |
| 定期代・お弁当 | – | 5,000円 | 10,000円 |
やはり、生活に直結することがある金銭面は、シングル家庭にとって一番きついと感じることが多いです。
働きたくても子供を置いていけない、正社員になるにも長期休暇をどうする?など、収入を増やしたい気持ちはあっても行動に移せないという状況では気持ちが落ち着くことがありません。
子どもが大きくなって少しずつ収入を増やせたとしても、塾代やおこづかいなど子どもにかかるお金も成長とともに増えていくので、結果的にずっとお金の心配はついて回ります。
それでもどうにかして生活していかなくてはならないので、シングル家庭にとって金銭面が安定するかどうかということはとても大きいポイントだと思います。
きついと感じた時にどうするか

離婚後に「きつい…」と感じる場面は、誰にでもあると思います。
私も、生活面や金銭面の負担、精神的な疲れが重なって気持ちが追い詰められてしまうこともありました。
でも、一人で抱え込む前にあらかじめ工夫や計画をしておくことで回避できることもあります。
ここでは、きついと感じた時や感じる前に実践できるポイントをまとめました。
1. 「頼れる人」を考えておく
親・親戚・友人・ママ友・一時保育など、急な体調不良のとき、誰に連絡できるかを事前に整理しておくだけでパニックになることが減ります。
「頼るのが申し訳ない」と思いがちですが、お互い様の精神で声をかけてみると、意外と助けてもらえることもあります。
頼るといっても、代わりに子どもの面倒を見てもらうことだけが頼る方法ではありません。
例えば、病気で外出出来ない時に食料品を買ってきて玄関先に置いてもらうだけでもすごく助かると思います。
申し訳ない気持ちがあっても、次に相手がなにか困っている時に声をかければいいんです。
小さい子どもが病気になったり、一人でどうにもならない時は、無理せず親や親戚、信頼できる友人など、頼れる人に協力してもらいましょう。
2. 使える公的支援は全部使う
児童扶養手当・ひとり親家庭等医療費助成・就学援助など、知らずに損している制度が多くあります。
特に、自治体独自の支援などは自ら申請しないと受けられないものもあります。
市区町村の窓口に「ひとり親向けの支援を教えてください」と聞くと、受けられる支援を知ることができます。
私も、色々なパンフレットなどをもらったりしました。
また、ひとり親家庭向けに送られてくる書類などと一緒に、支援に関する資料が入っていることもあるので、届いた時はしっかり目を通してみるのがおすすめです。
ギリギリまで悩む前に、使える支援をフル活用して生活の安定を優先することが大切です。
3.金銭面の工夫
何にいくら使っているか把握できていないと、不安だけが膨らみます。
家計簿アプリでもノートでも、とにかく可視化することで今後の生活費の計画もたてやすくなります。
金銭的に余裕がない場合は、掛け持ちの仕事や在宅ワークも収入の柱を増やす選択肢として検討してみてください。
今以上に働くことが難しい時は、フリマアプリやリサイクルショップなどを活用するのもシングル家庭にはおすすめです。
今出来ることから始めれば、収入と支出のバランスを確認でき生活計画を立てやすくなります。
忙しいシングルマザーにとって、ゆっくり家計を見直す時間を作るのが難しいとは思いますが、お金のことが一番重要なので少しずつでもやれることをやってみてくださいね。
4.心の余裕を保つ工夫
疲れやストレスがたまると、子どもとの接し方にも影響します。
私も、イライラしてつい子どもに冷たい態度をとって反省したことがあります。
疲れやストレスがたまらないよう、こんなことを意識してみてください。
- 「一人で全部やらなくていい」と自分に言い聞かせる
- 家事や買い物を簡略化する方法を工夫する(まとめ買い・冷凍食品活用など)
- 時間が取れるときに、自分のリラックスタイムを少し作る
シングルマザーに限ったことではないですが、子どもにちゃんとしたものを食べさせてあげたい、良いものを与えてあげたいと思うのは当然です。
私も最初はそう思っていて、なにかと手を抜くことに罪悪感がありました。
なんとなく離婚の負い目もあったりして、余計にきちんとしなくてはと思っていたような気もします。
でも正直、多少手を抜いても子どもは育っていきます。
それよりも、お母さんである自分が笑顔でいる方が子どもにとってはずっと大事だな、と今となっては思います。
まとめ

子ども三人を連れての離婚は、生活面でも金銭面でも大変なことが多いですが、考え方や工夫次第で乗り越えられます。
特に小さい頃は病気やお出かけ、身の回りの世話などで大変ですが、中学生・高校生になれば生活面での負担は減り、金銭面や精神面でのサポートが中心になります。
私自身も最初は不安もたくさんありましたが、少しずつ自分のやり方を見つけることでなんとか乗り切ってきました。
この記事を参考にして、あなたとお子さんが少しずつでも安心して暮らせるよう応援しています。




