児童扶養手当は、離婚や死別でひとりで子どもを育てるひとり親家庭を支えるための国の手当です。
子どもが高校卒業まで(18歳に達する年度の3月31日まで)支給され、年6回に分けて受け取ることができます。
私自身も離婚後すぐに申請して受給しており、とても助かっています。
この記事では、児童扶養手当の支給額や条件、申請方法などをわかりやすくまとめています。
離婚を考えている方や、これから申請しようとしている方の参考になれば嬉しいです
※この記事は2026年3月時点の情報で作成しています。
子どもの人数別|月額の目安
児童扶養手当は、親の所得や子どもの人数で支給額が変わります。
全国一律、次の通りです。
| 子どもの人数 | 全部支給の月額 | 一部支給の幅 |
|---|---|---|
| 1人目 | 46,690円 | 11,010円〜46,680円 |
| 2人目加算 | 11,030円 | 5,520円〜11,020円 |
| 3人目加算 | 11,030円 | 5,520円〜11,020円 |
私が離婚した当時は今と少し支給額が違いますが、実際に受け取っていた金額もこの表とだいたい同じくらいです。
支給対象は?
児童扶養手当は、離婚や死別などでひとりで子どもを育てている家庭の生活を支えるための手当です。
ただし、すべてのひとり親家庭が対象になるわけではなく、いくつかの条件があります。
基本的には、次のいずれかに当てはまる子どもを養育している場合に受給対象となります。
- 両親が離婚している
- 父または母が亡くなっている
- 父または母に重い障害がある
- 父または母の生死が分からない
- 父または母から1年以上養育を受けていない
- 父または母がDVにより保護命令を受けている
- 父または母が法令により1年以上拘束されている
- 母が婚姻によらず出産している
また、手当を受けられるのは、子どもが18歳に達する年度の3月31日まで(高校卒業まで)が基本です。
ただし、一定の障害がある場合は20歳未満まで対象になることもあります。
さらに、児童扶養手当には所得制限があり、収入が一定額を超える場合は支給額が減額されたり、受給できないことがあります。
詳しく知りたい人はこちらから
こども家庭調「児童扶養手当について」
申請方法
児童扶養手当は、自動的にもらえるものではなく、自分で申請をする必要があります。
申請は、住んでいる市区町村の役所(子育て支援課など)で手続きを行います。
基本的な流れは次の通りです。
- 住んでいる市区町村の役所で相談・申請
- 必要書類を提出
- 所得や家庭状況の審査
- 受給が決定すると手当の支給が開始
必要書類は自治体によって多少異なりますが、一般的には次のようなものが求められます。
- 戸籍謄本
- 本人確認書類
- 所得証明書
- 銀行口座がわかるもの
また、申請後すぐに支給されるわけではなく、審査を経て受給が決まります。
児童扶養手当は、申請した月の翌月分から支給されるため、離婚後はできるだけ早めに役所で相談するのがおすすめです。
私も離婚後すぐに役所で手続きをしたので、早い段階で受給することができました。
よくある質問(Q&A)
児童扶養手当は、これから申請する方や離婚を考えている方にとって気になることが多い制度だと思います。
ここでは、シングルマザーの方が疑問に感じやすいポイントを簡単にまとめてみました。
Q. 児童扶養手当はいつまで受け取れる?
基本的には、子どもが18歳に達する年度の3月31日まで(高校卒業まで)受け取ることができます。
ただし、子どもに一定の障害がある場合は20歳未満まで支給される場合もあります。
Q. どれくらいのペースで支給されるの?
児童扶養手当は年6回支給されます。
2か月分ずつまとめて振り込まれる仕組みになっていて、基本的には次のようなスケジュールです。
- 1月(11月・12月分)
- 3月(1月・2月分)
- 5月(3月・4月分)
- 7月(5月・6月分)
- 9月(7月・8月分)
- 11月(9月・10月分)
そのため、毎月振り込まれるわけではなく、2か月ごとにまとめて受け取る形になります。
Q. 年収いくらくらいになると児童扶養手当はもらえなくなる?
児童扶養手当には所得制限があり、収入が一定以上になると支給額が減額されたり、受給できなくなる場合があります。
目安としては、子ども1人の場合で年収約190万円〜385万円程度の間で支給額が調整され、それ以上になると受給できなくなることがあります。
ただし、児童扶養手当は「年収」ではなく所得や扶養人数などをもとに計算されるため、実際に受給できるかどうかは家庭の状況によって変わります。
正確な金額は、住んでいる自治体の窓口で確認するのが安心です。
Q. 児童扶養手当の年収はいつの収入が基準になる?
児童扶養手当の支給額は、前年の1月から12月までの収入や養育費をもとに計算されます。
また、児童扶養手当は毎年11月に支給額の見直しが行われ、前年の収入に応じて支給額が切り替わる仕組みになっています。
そのため、収入が変わった場合は、翌年の11月から支給額が変わる可能性があります。
Q. 収入が増えたらどうなる?
児童扶養手当には所得制限があるため、収入が増えると支給額が減額されたり、一定以上の収入になると受給できなくなることがあります。
Q. 養育費をもらっていても受給できる?
養育費を受け取っていても、児童扶養手当を受給できる場合があります。
ただし、養育費の80%は所得として計算されるため、金額によっては支給額が調整されることがあります。
実際どれくらいもらえる?児童扶養手当の支給額の目安
児童扶養手当は、子どもの人数や所得によって支給額が変わります。
ここでは、全部支給の場合の目安として簡単な計算例を紹介します。
例えば、子どもが2人いる場合は次のような計算になります。
- 1人目:46,690円
- 2人目加算:11,030円
合計 57,720円/月 が目安となります。
また、子どもが3人いる場合はさらに加算があり、
- 1人目:46,690円
- 2人目加算:11,030円
- 3人目加算:11,030円
合計 68,750円/月 が目安です。
ただし、これはあくまで全部支給の場合の目安です。
所得によっては一部支給となり、金額が調整されることもあります。
気になる方は、児童扶養手当のシミュレーションサイトなどで目安を確認してみるのもおすすめです。
児童扶養手当を生活の支えとして上手に活用しよう

児童扶養手当は、ひとり親家庭の生活を支える大切な制度のひとつです。
子どもを育てながら仕事や生活をしていく中で、経済的な負担を少しでも軽くしてくれます。
私自身も離婚後に児童扶養手当を受給することで、生活の土台を整えることができました。
もちろん、この手当だけで生活していくのは難しいですが、他の支援制度や収入と合わせて上手に活用していくことで、子どもとの生活を少しずつ安定させることができます。
これから申請を考えている方や離婚を考えている方は、まず自分が受給要件に当てはまるかを確認しておくことが大切です。
また、現在の収入や今後収入が変わった場合に、児童扶養手当がどれくらいもらえるのか目安を知っておくことで、シングル家庭としての生活の計画も立てやすくなります。
まとめ
児童扶養手当は、シングルマザーにとって強い味方です。
申請や手続きは少し面倒に感じるかもしれませんが、受給できる金額は家計にとても助かります。
私の場合も、児童扶養手当のおかげで離婚直後は収入が少なくてもなんとか子どもとの生活の土台を作ることができました。
この記事が少しでも参考になり、あなたが安心して一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。



